01 — WHY

なぜ、AIなのか

やる気の問題でも、流行りの話でもありません。
事務所を取り巻く前提が、この2年で変わりました。

PRESSURE / いま起きていること

仕事は増えました。
人は増えません。夜も使えません。

この3つが、同時に起きています。

01 — 図書が増えた

2025年4月
法改正

建築基準法・建築物省エネ法の改正で、いわゆる4号特例が縮小され、省エネ基準への適合が原則すべての建築物に義務づけられました。確認申請1件あたりに用意する図書と計算が増えています。

設計料が、同じ割合で増えたわけではありません。

02 — 夜が使えなくなった

2024年4月
上限規制

建設業にも時間外労働の上限規制が適用されています。

「間に合わないから夜やる」が、使えなくなりました。

03 — 人は増やせない

年300万円
前後

事務の方をおひとり雇った場合の概算です。月給20万〜25万円に、社会保険の会社負担・賞与・通勤費・採用と教育を乗せています。

増えた仕事の分だけ人を増やせる事務所は、多くありません。

仕事は増え、人は増えず、夜も使えない。
残る道は、一人あたりの処理量を上げることだけです。

NOW / 探され方が変わった

検索の仕方が、
変わりました

インターネットからマップへ。そして、いまはAIへ。お客様が会社を見つける入口が、二度も入れ替わりました。

SEO

かつて

インターネット

検索エンジンに打ち込んで、
出てきた一覧から選ぶ

▶

MEO

近年

マップ

地図アプリで近くを探し、
口コミと写真で選ぶ

▶

AIO

いま

AI

AIに訊いて、
挙がった数社の中から選ぶ

検索される会社に
しておくために。

SEOもMEOも、やめる話ではありません。入口が一つ増えたという話です。ただしAIは、一覧を出しません。数社だけを挙げて、あとは黙ります。

2026年8月に実際にあったこと

「AIで調べて
出てきたので」

という新規のお問い合わせが、当事務所に入りました。検索エンジンではなくAIに訊いて事務所を選ぶ場面が、すでに現実に起きています。

AIに訊かれたとき、出てこない事務所は、候補にすら入りません。

なぜ、AIに出てこないのか

読める形に
なっていないから

AIは、写真の中の文字や画像にした料金表を、読み落とすことがあります。何を、いくらで、どこまでやる会社なのかが文字で書いてあるかどうかだけを見ています。

このページも、AIに読まれることを前提に組んであります。

この変化は、待っていて元に戻るものではありません。お客様の探し方は、昔には戻りません。

RISK / 社長の知らないところで

御社は、AIの使用を
認めていますか

認めていないなら、なおさらです。禁じている会社ほど、会社が把握できない使われ方をしています。

いま、情報漏洩で問題になっていること

流出しているのは、
会社が入れた情報ではありません

問題になっているのは、会社が導入したAIからの流出ではありません。社長の知らないところで、社員が個人のAIに勝手に入れた情報。それが、外に出ています。

入れた本人しか、入れたことを知りません。会社は、起きたことすら分かりません。

会社が把握していないAIの使用

シャドーAI

社員の方が、会社の契約ではないAIを個人で使っていませんか。無料や個人契約のサービスは、入力した内容が提供元の学習に使われることがあります。

禁じても無くなりません。便利だからです。会社として1つの道具を用意することが、いちばん確実な歯止めです。

確かめてみてください

セキュリティの確認は、
していますか

・誰が、どのAIを使っているか言えますか
・そのAIの契約は、会社ですか、個人ですか
・入れた内容が学習に使われない設定ですか
・何を入れたか、後から確認できますか

1つでも言えなければ、それがシャドーAIです。

2026年 個人情報保護法の改正

課徴金制度が入ります

AIへの入力そのものが禁じられるわけではありません。ただし個人情報を含む入力が「利用目的の達成に必要な範囲内」かどうかを、会社が確認できる状態が求められます。

個人が契約したAIでは、会社は確認も記録もできません。

個人情報保護委員会は、生成AIに個人情報を含むプロンプトを入力する事業者に対し、利用目的の達成に必要な範囲内であることを十分に確認するよう求めています。

規制は緩みません。会社が一つの道具を用意して、どこで何に使っているかを分かる状態にしておく。それが、いちばん安く済む備えです。

GAP / 遅くなると、どうなるか

差は、日ごとに積み上がります

1年後に追いつこうとすると、その1年分の差を、同じ人数で取り戻さなければなりません。

生成AIに「組織として取り組んでいない」会社の割合

0% 10 20 30 40 日本の中小企業 45.6% 日本 27.0% ドイツ 4.9% 米国 1.4%

出典:総務省「情報通信白書」令和8年版。調査は2026年1〜2月に実施、白書の公表は同年7月24日です。従業員10名以上でデジタル化に着手済みの企業の管理職以上への調査。方針を定めていない会社は日本20.2%・米国7.8%。日本の遅れは「禁止している」からではなく「決めていない」からです。

取り組みの差では、ありません。効果の差です。

「活用・推進している」と答えた割合は、日本87%・米国90%。ほとんど変わりません。変わるのは、そのあとです。
やっているのに、効果が出た会社は9%しかない。ここが、日本と他国の違いです。

日本の会社 やっている 87% 効果が出た 9% 78ポイント落ちる 期待を大きく上回る効果が出た会社の割合 米国 38% 英国 32% 日本 9%

出典:PwC「生成AIに関する実態調査2026 春」6カ国比較。効果が1年以内に出ると見る企業は米国66%・日本41%。成果を従業員や顧客へ還元できた企業は米国75%・英国74%に対し、日本40%で最低。

なぜ、効果が出ないのか

生成AIが動き出すきっかけ

67.1%

「人がチャットに指示を入力」30.8%+「保存した定型プロンプトを人が実行」36.3%。

毎回、人が起動しています。つながっていれば、次の作業はひとりでに始まります。

社内データが整備されていない

50.7%

重複・欠損・表記ゆれがある状態が「あまり整備されていない」43.2%+「全く」7.5%。

探せない資料は、AIにも探せません。

出典:2026年 日本企業のAI業務活用実態調査(管理職1,008名/該当設問の母数548名)。

ハルカナが「つながっていること」を一番に置いているのは、ここが理由です。

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